病院へ。そして、告知娘がお風呂場で、おっぱいからの出血を見つけてくれたあとも、忙しさにかまけて、大丈夫大丈夫、きっと乳腺炎だわ~。暇になったら、 来週になったら、病院に行ってみよう。でも、この辺で、乳腺外科なんて看板を あげているところなんてないし・・・。どこに行けばよいかわからないなあ。 そんなことをのらりくらいと考えているときに、実家の母に聞いてみる機会が ありました。「ねえねえ、右のおっぱいから出血があるんだけど、どうしてかな。 どこか、病院に行った方がいいかしら?」と相談しました。 相談した私としては、 「あらあ、疲れじゃない?産後の女性には出血はよくあるみたいよ。 ママもそうだったもの~。」という軽い返事を期待していたのですが、 さっと、顔色が変わり、「いつから??!どうして早く言わないの!! すぐに病院に行った方がいいわ!ママのお友達で、出血があって病院にいったら、 乳がんだった人がいるんだから!」と叫ばれました。 小さいころから病気がちで病院通いの日々が多かったので、 大きくなって丈夫になり、病院と縁遠かった私は、もう病院なんていきたくないや~と 思っていたのですが、しぶしぶ言ってみることにしました。 その時は娘がバレエを習っていて、同じクラスのお友達のママが、御医者様だったので どこの病院がいいか相談してみると、名古屋で一番といわれる先生が、 バレエ教室の裏に乳腺外科の病院を開いているということを教えていただき、 次の日、早速行ってみました。11月22日のことでした。 <告知> 12月7日火曜日、乳がんの告知を受けました。 11月22日に乳腺外科をはじめて訪れてその日にマンモグラフィーとエコー、 細胞診を受け、27日に第1回目の検査結果を聞きました。 乳がん検査の結果には5段階あって、 1:異常なし、 2:明らかに良性と診断できる所見がある、 3:良性の可能性が非常に高いが、悪性も否定できない、 4:悪性の疑い(悪性の可能性が高い病変で、 細胞診や生検を含めた検査が必要である)、 5:悪性(ほぼ乳癌と考えられる病変)のうちのクラス4でした。 悪性の可能性が高いけれども断定はできないので、 怪しい部分をメスで切って摘出する病理組織検査を12月2日に受けました。 その最終結果が7日に出たのです。 わたしのガンはしこりにはまだなっていない石灰化という状態で、 超早期の段階なので、全摘出すればほぼ100%完治するそうで 転移もまずありえないとのことでした。 でも先生から結果を聞いている間もなんだか自分のことではないようで、 悲しいんだか、悔しいんだか、おどろいているんだか、 自分の感覚が突然なくなってしまったようでわかりません。 自覚症状はまったくなく、ただ少し疲れやすいかな?? という程度で食欲もあり睡眠もわりとまともにとれているので病気だとは 思えないのです。 ただ、第1回目の検査結果を聞いた後、英語教室の生徒さんには 迷惑をかけられないと思ったので、次の週のレッスンで事情をお話して 一旦閉めました。 生徒さんには本当に突然なので申し訳ないことをしてしまいました。 ずっとずっと変わらない時間を過ごしていけると思っていたので、 突然やめることになってしまい自分の中でもまだ英語を教えることを やめてしまったことが信じられません。 でもその反面、ついこの間まで自分が英語を教えてたことも嘘みたいで、 あれからもう随分時が経ったような気もします。 ジャンル別一覧
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